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カッコいいデザインの書籍

  • 2020年9月27日
  • 読了時間: 3分

本を読むことができない私ですが、 本が嫌いという訳ではなく、むしろ好き。 平積みされているとつい購入してしまう…

今回購入したのが 「行った気になる世界遺産」鈴木亮平著 俳優の鈴木亮平さんが行ってない世界遺産を巡る妄想旅行記。 とても面白そうです! でも読みませんけど… もちろん読まなくても楽しみ方はあります。 それはデザイン! 写真集やアートブック、雑誌などの派手さはないですが さりげない部分や表には見えない所への 配慮をや意識を感じる書籍のデザインは心が揺さぶられます。

カバーは著者自ら描いた絵。 色鉛筆かな?筆跡が荒々しく残る味ある系ですが 温かみも感じる。 帯は白地に黒文字。明朝でスッキリと緊張感があり、 メインの絵の質感と対比が心地いい。 帯を外したカバーも美しい。 さらにカバーも外すと 表紙は白地にコンテンツの項目がシルバーで印刷されており、 背表紙と裏表紙はシルバーにべた塗りされている。 白とシルバーのコントラストがカッコよすぎる。 いつかこんなデザインをしてみたい…

そして中身はというと、 これまたカッコいい! 一話ごとに扉と本文と著者の絵で構成されている。 中身は表紙以上に味わいのある温かい絵に対して シャープなデザインでメリハリが効いている。 特にクールなのは余白の使い方。 ページの上2/5を空けて文章を構成している。 それが意図化はわかりませんが、 ページの上から下までビッシリと文字が敷き詰めた プレッシャーもなく、しかも一行が短いので リズムよく改行して読める。 読んでいる途中でどこを読んでいるか分からなくなることもない。 とても読み手にやさしい。 これは著者の人からも表しているのだろうか…

そして何より驚いたのがノンブル。 何と、上段に空いている余白にノンブルが配置されているのだが、 それも珍しいが、何より左右のページどちらも 右に配置されている。 右ページも右上、左ページも右上。 多くの書籍は右ページは右下、左ページは左下。 ノンブルの使い道は色々あるだろうが、 ひとつは数字で目的の場所にたどり着くために使う。 その際、ページが多いものは ページの端を親指で滑らせてサラサラサラと飛ばして 目的にページたどり着く。 ただこの書籍だと右に開くので 右手で背表紙を挟むように固定し、 左手で本の左側を持ち、左手の親指の腹でページを送っていく。 その場合、本を全開はせず、本の端が覗ける程度(3~5cm)を パラパラ開いてページ数を追いかける。 しかしこのデザインだと、 左ページのノンブルは右側(ノドの方)にあるので まったく見ることができない… ということはノンブルが機能していないのだ。 それはダメなのか… いや、ダメじゃない! 書籍の用途にもよるかもしれないが、 小説やエッセイなどは頭から順に読み進めるもの。 ページ数を使って飛んだり戻ったりすることはめったにない。 ならば左ページのノンブルが右にあってもいいのである!と思う。 この書籍でそこを問題視する人はほとんどいないだろう。 それ以上に素晴らしいデザインになっている。 デザイナーは古田雅美さん。 素晴らしいデザイナーを知ることが出来ました。 中は読んでないけど…





 
 
 

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